LUXMANのキット版 真空管プリアンプ

写真はA3400というプリアンプです。
当時でも定価はキットで10万を超えていたと思います。
かなりグレードの高いプリアンプでした。
この姉妹機にA3300と言うプリアンプがあります。
オークションでもちょこちょこ売られています。

当時、DCアンプというのが流行りで、どちらかと言うと
似たようなデザインの薄型の真空管プリアンプが人気でした。
A3032というキット製品です。
メーカーから発売されていたのがCL32という型番です。
私もコレクションの一つとしてA3032は一台保管しています。
当時、ホント物凄い人気でした。
ウッドケースに入れるとマジカッコが良いです。
ボリュームを除けば、メンテナンスもし易いですしね。

その薄型真空管プリアンプの後継機にA3034というキット、
メーカー発売のCL34がありました。
ファンクションを切り替えるとランプの色が変わったり
結構心を揺さぶる演出してくれるアンプでしたね(笑)
でも、内部に半導体が増えた事、ベルトワイヤーで結線
したりと好みに外れた作りでしたので、、。
買ってはみたものの好きになれず、やはりCL32に戻りました。
なので、いまラックスのコレクションのプリアンプとしては
A3032だけです。
ラックに静かに眠っています。ウッドケース入りです。

普段は、殆どマランツ#7しか使いません。
ダイナコのPAS3もラックに鎮座して眠っている感じです。
思い出深いプリアンプは出番はありませんが、青春時代
楽しませてくれた宝物ですからね。
粗末には出来ません。

しかし、写真のアンプは当時の最高峰とうたわれたA3400。
中身は基板の集合体です。
それでも作るのは素人ではかなり難しいアンプでしたね。
いまでも、入手することが出来たならメンテナンスして使って
みたい気持ちはあります。
写真のアンプは20年前に入手したけれども、なにを思ったのか、、。
直ぐに手放してしまったので、、、。
もう少し自分なりに向き合って、高級部品などでメンテして
もう一度じっくり腰を据えて使ってみたい一台です。