本日は、トランス類の仮止めを本格的に増し締めし固定
したりとしていました。
アメリカのマロリー製の電解コンデンサーを使用するので
若干誘導が心配なためにチョークトランスとブロック
コンデンサーの間にアルミの遮蔽板を作り取り付けたりしました。
内部はいたってシンプルです。
私好みのレイアウトです。
パーツ類は整流管にRCAの280と言う古いナス管を
使用しますのであまり大容量のコンデンサーは使えないので
フランス製のソーレン20µのフィルムコンデンサーを想定
してチョイスしました。
そのため、チョークの容量を大きめにするか、、。
π型二段の電源回路とするか、、。
その両方とするか、、。で、悩みましたが、、。
その両方で行くことにしました。
ということで、20µ+40µ+40µ+80µという流れの容量で組みます。
280→20µ-抵抗-40µ-チョークー40µってな感じです。
ここまですれば、まず100%出来上がった後、電源ノイズ等
で悩まされるようなことは無くなります。
最初から、ビンテージ整流管を使う計画なわけですからね。
ま、ここまでするなら280の後のコンデンサーはもっと
容量の低い10µや8µ程度のオイルコンを持ってきてもいいかも
知れませんね。オイルコンはとにかく音が良いです。
滑らかな音になるというか静寂さの中にしっかりとした芯のある
サウンドが得られる傾向があります。
今回はフィルムコンでチャレンジです。
パスコン類はブラックゲートにしたかったのですがねストックも
沢山あるわけでは無いのでお客さんのアンプ用に使用したいので
、今回は使用しないでニチコンのハイグレードな物にしました。
これは今でも入手可能です。完成後に試聴して他のもの、例えば
EROやスプラグと言ったものに交換するかも知れませんが、、。
とりあえずは、こんな考えて進めていきます。
カップリングコンデンサーはTRW製をチョイスしました。
ブラックキャットかスプラグのハーメチックなものを使用か
相当悩みましたが結局TRWで行くことに決めました。
0.1µの630Vです。