昭和のオーディオガレージメーカーの記憶 (オーディオ専科の巻)

真空管アンプの製作記事で精力的に執筆されていた
ライターに故森川忠勇さんがいました。

この森川さんが作られた会社が「オーディオ専科」です。
当初は足立区に店舗工房がありましたが、後に秋葉原に
も店舗を構えるようになりました。

私が本社に行くと、森川さんとはオーディオの話ではなくて
、むかし売り歩いていたという商品の話などをオモシロ
オカシク話して笑い話ばかりでした(笑)

下町のおじちゃんという感じで面白くて気さくな人でした。

しかし記事を書かせると、理論派的な感性で物書きをして
いましたね。話している人物と重ならない(笑)いい人でした。

晩年は、のんびりと過ごされていたようです。
しばらくお会いする機会が無かったのですが、他界されて
しまっていました。

昭和を代表する名ライター、そして良い物を良く理解していた
人物がいなくなってしまうという寂しさもありますね。

森川さんのご冥福をお祈りいたします。