フックアップワイヤーは好き嫌いがあると思うので、
私が良く使うものを紹介します。
アメリカの被覆がテフロンPTFEという優れものの
線を使用します。
これは銀メッキされた高級ケーブルで戦闘機やミサイル
、スペースシャトルなど高信頼度が必要なところに使用
されるものです。テフロン被覆なのでハンダの乗りが悪い
ところで若干コテを長くしても溶けることも無く綺麗に
処理できます。
割高ですが重宝する優れたケーブルです。
ストックとしてはWEの通信線の1940年代の絹巻・単線
を要所要所に使用したりしています。
高価で貴重な物なので要のところにちょい使用したりしています。
あとは、80年代90年代に入手したモガミのテフロン線など
のほか、電源周りにはスピーカーケーブルを使用したりします。
意外と良かったりします。
最近、とくにベルデンは使用しなくなりました。
シールドケーブルは、過去いろいろとちょっかい出して
使ってきましたが、国産品の昭和電線の物が大変使いやすく
いまではこれ一本に絞っています。シールドはメッシュです。
スピーカーターミナルは、バナナ端子が使用できる方が重宝
しますので、国産のサトーパーツの赤と黒の端子が中心です。
ハーモニカ端子も昔は良く使いましたが、統一していないと
いちいち取付箇所も差し替えたりして結構面倒だったりするので
これも一本化しています。
ソケットは、出来るならアンフェノールやシンチが良いのですが、
USソケットに関しては国産のオムロン製の物が意外としっかりしていて
使いやすいです。しかし、最近は中国製しか売っていないので、
マニアからビンテージソケットを回してもらったりすることもあります。
ラグ端子はシンチとサトーパーツが主です。
だいたい5L1G仕様の物を中心に使用します。
シャーシーについては、アルミとウッドを調和したオリジナル仕様の
物を特注しています。アルミの厚さは2.5mmです。
また、ボンネット付シャーシーはアルミ2.0mm又は2.5mmのもので
加工していただいています。
RCA端子は、むかしはティファニーなど良いメーカー製がありましたが、
いつのまにか入手が出来なくなってしまったので、最近はスイッチクラフト
又は台湾製の金メッキされたものを使用したりしています。
接触抵抗も少なくクゥオリティーが高いです。
ココに、ご紹介出来ない優秀なメーカー製のパーツ類も、まだまだ多少
ストックがありますが、機器の量産には対応できませんので、比較的
容易に入手可能な物をピックアップしてみました。