イギリスを代表する今もって人気の大型ビーム管です。
両者ともに、昔から製作記事も多く専門誌を賑わせて
いました。
KT88はアメリカ球で言うと6550と差し替えて使用できる
大型管です。
KT66は6L6GCやWE350Bに近い真空管です。
どうでしょう。
人気はどちらに軍配があがるでしょうか・・。
真空管アンプを自作されるような技術者的な人や真空管マニア
にとっては、KT66の方が絶大な人気を誇ったようです。
KT88についてはマッキントッシュのMC275などに使用
されていたので一般的なオーディオマニアにとってはKT88の
方が馴染みも深く人気があったようです。
イギリスのKT66はとてもモダンな容姿でして昨今中国で生産
されている容姿とは似ても似つかないものです。
やはり、眺めていても惚れ惚れしてしまうのは、それだけ魅力
的な真空管なんでしょう~。
サウンドも、実は昔からKT66の方が支持者が多いのです。
KT66を使った、人気真空管アンプにはイギリスのクゥオードⅡ
があります。いまもって人気の高いアンプです。
私が、この二者で最初に手にしたのはKT88でしたが、真空管の
奥を知れば知るほどKT66の魅力に取りつかれ、気が付けばGEC製
のKT66をたくさん集めていたことです。
いまとなっては、個人的に数本持っているだけですが、大切にしています。
いつかシングルアンプを作りたいと思っています。
最近ではロシア製のKT88とKT66がゴールドライオンとして復刻されて
いますが、オリジナルの容姿とは異なりますが、作りはこの球も素晴らしい
ものがあります。
最近はウクライナ情勢もあり入手は難しくなっているようですが、、、。
次回、日本に入ってくるときは価格もUPするとかなんとか聞きますので
手にしておかれると良いかも知れませんね。