ヨーロッパのパワー管には面白いものがたくさんあります。
1980年頃僅かだが市場に出回ったものだとR120、E406Nという
フランス系の球、RE604、LK460と言ったドイツ系の球、3極管では
ありませんがPT25H、EL37というイギリス系の球などなど・・。
どれも個性的で、作り、つまり構造は惚れ惚れするものばかりです。
私の周りにいる超マニアなご老体はフランスの球、E406Nはフランスの
香りぷんぷんする高域も洒落た素晴らしい銘球だよ。
と、ご自宅でのメインアンプとして鳴らしておられました。
出力は2W弱なのですが、ウエスタンのスピーカーやシーメンスのスピーカー
など、どれもバランスよく鳴らしてくれてました。
一通り、アメリカの球で遊ばれると、必ずヨーロッパの球へ流れてきます。
もちろんKT66やKT88と言うイギリスのハイパワー管から入った
人もいるとは思いますが、三極管の魅力に取りつかれた人のお話。
どれもこれも、みな魅力的なのでゆくゆくは少しづつ広げてみても良いかも
知れないですね~。
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