WE300Bのアンプで製作を進めていますが、もちろん私的に
好きなJJの300Bや他の300Bでも末永く遊べる設計に
したいと思っています。
回路を複雑にすればするほど不安定要素が多くなりますし、
故障するリスクも高くなります。
しかも、日進月歩で技術も進んでおりアナログでしかも高圧
を要する部品は日増しに種類が減る傾向です。
シンプルイズベスト、しかも出来るだけ部品点数を減らして
一生遊べるようなアンプにしたいと思っています。
昨今、真空管アンプの修理費はどこもかしこも大変高額に
なりつつあります。
知り合いが某人気メーカーの真空管アンプを修理に出したら
15万という見積もりだったと聞きました。
オークションで稼働しているアンプが買えちゃう価格です。
なので、トラブル要素は極力減らし、万一修理となっても
そんな大金にならないような工夫での設計が必要でしょう。
真空管は消耗品ですから、そこは数本ストックはしていただく
にしてもの話です。
私用の試作機は310Aでの91型アンプにしましたが
6SJ7又は5693で設計することにしました。
W271Aのアンプで良い結果を出しているからです。
整流管はW274Bとほぼ同等の5R4GYにします。
整流管は絶対に必要なので削ることは出来ません。
ここまで決まれば、もうほぼ出来上がったようなものです。
サウンド調整を含めて最終工程まで、あと1週間くらいで
しょうかね・・。