今年ダイナのPAS3のメンテナンスを頼まれて
いましたが、本日また別の方から修理依頼が
ありました。最近よく修理が来ますね。
ダイナコのPAS3は、私が学生から社会人になる
頃に初めてローンを組んで購入した思い出のある
プリアンプです。使われている方が多いのかな?
改造する余地が多々ある真空管プリアンプなんですよね。
基本的なところはしっかりしてますが、かなりチープ
ですし、もう少ししっかり作り上げたいアンプです。
私なら一度すべてバラシてシャーシーから作り直します。
また、使わない入力端子も不要ですからね。
セレクターを無くしてスイッチで二系統もあれば十分です。
PHONOとAUXですね。トランスや基板など使うものは
使って、基本は残しつつ現代的に使いやすいものにする。
ちょっと、余裕があればやってみる価値はありそうです。
ジャンク品を入手してすべてバラシてトライするので
かなり時間はかかりそうですが面白そうです。
良く修理に持ち込まれるPAS3の不良が多いいところは、
真空管、セレン、カップリングや電源の電解コンデンサー、
球切れ、球のソケット不良です。あと、セレクターやボリューム
のガリが多いです。また、全面パネルの印刷とセレクターの
位置が微妙にずれているので(笑)チープさMAXですね(笑)
これらの為にも現代のアルマイト処理したアルミでケースを
作り直すって絶対に良いです。
マランツ#7のように改造しちゃったらダメでしょう。価値が
無くなってしまうよ。という程のものでもないので(笑)
改造は大いにありなアンプだと思います。
来年、時間ある時に一度やってみようかな~。
と、思いました。ここで紹介できる時があれば良いですね。