LUXKIT A3500の大改造

お久しぶりです。

コロナの影響もありのんびりと過ごしていました。
それでも、最近はラックスのA3500やA3600という往年の銘アンプの
メンテナンスの仕事が多々ありましてね。時間もあるのでいろいろと
楽しんでメンテナンスをしておりました。
メンテナンスをいろいろとしてみると、案外良いアンプだと再認識
なんかしたりしてですね。自分でも改造したアンプが一台欲しくなったり
しまして手に入れました。
そういえば、学生時代にローンでA3500購入して組んだことを思い出しました。
そのとき、バイアス調整を失敗してEL341本を壊してしまい秋葉原に買いに
行ったことまで蘇りました(苦笑)

今回は自分用です。思い切った大改造です。
予算はつけずにやりたいことをやるだけ、、。
その結果、A3550のトランス群がストックにありましたので、すべて乗せ換えました。
しかも、自己バイアス回路として再組み上げいたしました。

A3550の出力トランスはOY15-3.6KHPのトランスのグレードをさらにあげたもので、
基本的には同等でした。このA3550群のトランスカラーが真っ黒なA3500のシャーシーに
ハマってましてツートンカラーとしてなかなかイカシテマス。

ま、出力など物理特性はあまり気にしない性格なので、この大らかさと相まって(笑)
実にご機嫌なアンプとなりました。ただ、私は音にはかなりうるさい人なのでココは
部品の選定やら配線材などめちゃこだわり調整しています。中身はなかなかスッキリ、
シンプルにカッコよく大改造しています。

音は聴かせてあげたいな~。

このA3500の大改造はお金、つまり予算を度外視して取り組みましたので、通常の
A3500のままで同様に改造したらどうなのか試験中です。
そして、お客さんにA3600の熱血信者さんがおりまして、私も影響を受けちゃってましてね。
そのうちA3600も同様に納得のいく大改造にチャレンジをしてみたいと思います。

A3500やA3600は、まだ比較的入手は可能ですものね。
70年代に遊んだ往年のアンプで、2021年にまた遊ぶなんて思ったことも無かった・・。
めぐりあわせって面白いものですね。