ダイナコ PAS3 & ST70 の巻

最近、海外でも人気が高くなってきたダイナコの真空管プリアンプと
ステレオパワーアンプST-70についてメンテナンスの模様をUPします。

なんたって、ダイナコ。昔から国内にもファンが結構いました。
マランツやマッキントッシュなど高額で人気のあるモデルを集めている
方だったりしてもダイナコは必ず一セット持っていたりします。
それは、やはりアクロサウンド社のトランスを搭載している名機だからでしょう。
マランツのビンテージモデルで人気の高い#2もアクロサウンドのトランスを
使用しているのではないか??と言われてますが、このアクロサウンド社の
トランスは格別にダイナミックで緻密な音を出します。
大変魅力的なトランスなのです。ダイナコのアンプは殆どこのメーカーの
トランスを搭載しているのです。しかも、デザインもアメリカンチックで素敵です。
このデザインは、ホント今見ても惚れ惚れしますね。
私もステレオ70は好きです。
パワー管もマランツ氏お気に入りのEL34を搭載。絶妙な音質を作っています。
ただし、PAS3にしてもST70にしても、販売されてからかれこれ40年近くに
なりますかね??
このままでは、到底まともな音はしないでしょう。
なので、パーツを交換したりスペシャルなアンプに蘇らせるつもりです。
アメリカではプリント基板やパーツ類もレストア用に新規で作られ売られてます。
手元にありますが、今回はビンテージに拘って再生したいと思っています。
幸いにして、入手したダイナコアンプはどれも外観はマズマズ。
綺麗なもので良かったです。
では、お楽しみに。
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