今年もよろしくお願いいたします。
いゃ~、私は年末からつい最近までめっちゃくちゃ忙しかったです。
不景気ですからね。極零細自営業は馬車馬のごとく働かんとならんのです。
さて、今回はアンプキットの続き。今回はアルミに穴あけをするわけです。
特殊なものと言えば、シャーシーに丸穴をあけたりするのに「シャーシーパンチ」というものが必要です。
また、四角い電源トランスの穴には「ハンド二ブラ」という工具が必要です。
あとは、ドリルで開けた穴を大きくするのに「リーマー」と言う工具が必要です。
どれもネットでも買えますし、秋葉原やホームセンターでも買えると思います。
前回、部品はだいたい決めましたから、シャーシー上にトランス類を仮置きしてまずはデザインから決めましょう。
信号系に沿って並べるのが基本でベストです。
誘導の多い電源系は右に配置しましょう。この右と言うのも電気屋にとっては基本なのです。
何かあった時に電源スイッチを切る手は右手で行う。
左手は心臓が近いので電気屋は右手でON-OFFするのです。
ということで、電源関係は右に配置しましょう。
今回は電解コンデンサーは最新の小型な物を使用するので、内部に配置します。
外部に配置する場合は、真空管などの発熱源から距離を置いて焙られないようにします。
アマチュアの方のアンプを見ると、こういう配置に無頓着で「あちゃー」と、目を覆いたくなるようなものが多々あります。
永く使うのであれば、基本は心得て作りたいものです。
では、これで行こうと思うので、シャーシーのビニールは剥がさないで、この上から穴あけする図面を書いていきましょう。
原寸と合わせて確認しながらすると正確です。
特にパーツ類の穴は、円定規に入れてみて正確な寸法を得ると良いでしょう
こうして、簡単な図面を書いたらポンチでマーキングして、いざ穴あけです。
穴あけしたシャーシーはバリを取り、その後はビニールを剥がして、いよいよパーツの取付けです。
パーツ類が付いたら、もう組立の半分は終了です。
残すと、ワイヤリングと調整のみになります。
ちょっと、ここから誤配線しないように、集中して取り組みますよ。