シングルアンプの製作

最近、なんだかんだと仕事が忙しく、自分のオーディオシステムにまったく手を付けられなくて寂しい思いをしていました。

で、極めるをテーマに、あれこれと動きだしました。
まずは、あのシーメンスの直熱三極管Edのシングルアンプの製作です。

真空管アンプ

私のお気に入りにシーメンスコアキシャルをどう鳴らすか慎重に進めています。
Edは普通に設計しても貴婦人と呼ばれるにふさわしい魅力的な音色を出してくれます。
西ドイツ最高峰の3極管でしょう。

真空管

カメラで言えばライカ、ハッセル、クルマで言えばベンツよりもスマートなBMW、アウディーと言ったところでしょうか。
とにくかイカシテます。が、大変高価。
これは国内に私が知る限り300本程度しか無いと踏んでいます。
以前、Edを輸入していたディーラーが100本程度しか入れられなかったこと、また並行輸入で店頭にならんだ数を業者に聞くと多くて300本程度。

現実は、その半分程度かも知れません。
絶対数からするとウエスタンの球を探すよりも困難です。
このEdのシングルアンプとシーメンスコアキシャルで絶妙な音色で聴きたい。
ここに執着して、やっとこ実験に入れることが出来るまでになりました。
人生50歳にして、やっとこ念願の実験開始です。

姉妹管のDaも同じく調理したい。
ドイツシステムへの誘い(いざない)。
年末のクリスマスには、 是非とも素晴らしい感動的なシステムを作り上げたいと思っています。