たとえが良くないかも知れないが、、、。
ちょっと思ったことを書いてみたい。
去年の暮れに、何を思ったのか(笑)
私がキーマカレーを作ったんですね。
合い挽きのひき肉&牛肉を良く炒めて・・。
で、当然灰汁が沢山出ますよね(汗)
性格の問題もあるんでしょうが、灰汁って
言うと、どうも悪ってかさなっちゃってね(笑)
色も悪っぽいじゃない?(笑)
だからさ、根こそぎ出てくるもの出てくるもの
捨ててしまったわけね・・。
そしたらどーでしょう。
出来上がって食べたら全然美味くないわけ(笑)
なんだこれっ!って思いましたよ。
なんか、これってアンプに似ているなぁ~(笑)
って、思ってしまいました。
アンプの製作もそうなんですよ。
物理特性ばかりシャカリキになって追い掛け回して
出来上がったアンプ・・。
なんて、つまらない音になっちまうんだろうって💦
一生懸命努力しても報われないというか(笑)
料理もそうなんですが、追いかける視点が違うん
ですよね・・・。
なので、ここ何年もトランス、球、パーツの選定、
吟味や思考をまったく変えた製作にしてます。
まず第一に、作っていて楽しい、ワクワク感、出来上がった
アンプから出てくる音の期待感、楽しみなど・・。
まずは、自分がそういうポジションに立って作っているか
、が大切なんだよね。
いくら仕事と言えども、仕事仕事していたら良いアンプは
作れない気がします。
まずは、自分が楽しんで作れるか・・。
そして、
「木を見て森を見ず」ではなくて、もっと大らかな気持ちで
物事に取り組む・・。楽しみながら・・。ですね。
なので、最近は好きな絵画をあれこれ見てから気分が乗ったら
つくるようにしています。
美術館に行くのも良いでしょう。
青い空に白い雲が流れていく様子を見るなんてことでも、
良いかもしれません。
鳥のさえずりに起こされ清々しい気分になって考え、作るのも
良いかもしれませんね。
良いアンプを作るには、自分の心に潤いが必要なんだと思います。