昭和50年頃のオーディオは

昭和40年代は東芝やナショナルなどの家電メーカーが
家具調のコンソールシステムを発売していました。
私が覚えているのは東芝のボストンです。ネットで検索
してみてください。懐かしいなぁ~。
50年代になるとオーディオの黄金期に入ります。
コンソール型からセパレート型になり、プリアンプと
パワーアンプを別けたモデルが出てきて賑やかになりました。

オープンリール、カセットテープレコーダーなど多機種が
出回り、チューナーやアンプのVUメーターが綺麗に電飾され
たモデルが沢山出回り、、。まさに黄金期そのものでした。

レコードは高価で貴重だったために、ある人は即カセット
テープレコーダーやオープンテープレコーダーへダビングして、
レコードは厳重に保管。
または、レコードを買うのが大変な人はFMラジオの音楽番組を
オープンテープレコーダーに録音して聴く。みたいな感じでしたね。

私は、オープンリールのテープが高価でしたので、カセットへ
ダビングしていた派です。
ティアックやビクター、東芝、AKAIなどのカセットテープレコーダー
を使用していました。たまにオークションで見かけるとめちゃくちゃ
懐かしさが蘇ってきます(笑)

この頃、オーディオ都市伝説的な(笑)ことが流行りました。

レコードプレーヤーのシェルに10円玉を何枚か乗せると音が良くなる。
とか、知り合いが雑誌をみて真剣にやってました(笑)
私はしませんでしたけどね。そんな迷信じみたことが雑誌に載っていると
みんなこぞってやってましたね。もっと良い方法はあると思うんですけれど
何々先生が言っているというと即やってみて良いとか悪いとか・・。
自分に自信がないものだから先生が書いたというと影響されてましたね。

酷いのは、スイッチとかボリュームとかの接触抵抗を無くすんだとか言って
すべてバラシて直接半田付けしたりと機械もめちゃくちゃで爆笑してました。
本人が良ければ否定はしませんけれど、なんだかよくわからない世界に
なっていた気がします(笑)

オモシロい時代でしたね。
秋葉原もものすごく賑わっていました。
あの頃が懐かしいです。
また、あの活気を取り戻したいなぁ~。