あまり深く考えている人はいないと思いますが、
あえて、考えてみましょう、、。
種類と言っても外観についてふれてみます。
通常のST管は2A3や300Bといった形状ですよね。
小さい物だと76とか整流管でいえば5U4Gとかですね。
さて、ではなぜ合えてトップにプレートを持ってきたり、
トップにグリッドを持ってきたり、そう言った形状の真空管が
あるのでしょうか?
考えたことがありますか?
すべて普通の形状の真空管のままで良いじゃないですか?
じゃないということは、それなりの理由があるわけです。
授業じゃないので、細かいことは言いませんが、、、。
簡単に言いますと、送信管など高圧で駆動させるタイプの
真空管は信号に影響を与えないように真空管の上部から印加
するように配慮しているわけです。グリッドとプレートの距離を
持たせているわけです。
また、ドライバー管などは逆に誘導などの影響を極力受けないように
シャーシの外に出してシャーシー内での影響を極力受けないような
配慮をしているわけです。シールドケースもそうです。
漠然と何も考えなかったと思いますが、そんな理由があるわけなんですね。
また、ひとつ賢くなりました。
では、次回は真空管ソケットの取付方の工夫についてお教えします。
電気知識のある人の設計かどうか、、、。
これまた一目瞭然なポイント。細かいようで大切なところをお教えします。
では、またね。