もう説明は不要でしょう。
真空管式プリアンプのキングですね。
このマランツ#7のメンテナンスは
もう沢山おこなってきていますが、
ビンテージ物、キットバージョン、
そしてレプリカ物。
どれをとっても出来が良くて関心
致します。
とくに、最近のレプリカモデルは
コンデンサーなどでチューニングすると
ビンテージ物を凌ぐ情報量の多さに驚く
音を奏でます。
良くボリュームはクラロスタット出ないと
ダメだと言うマニアがいますが、私はそうは
思いません。
音だけで言うのであれば、ボリュームよりも、
真空管やコンデンサーなどもっと大切なモノが
たくさんあります。
ビンテージアンプは当時の姿のまま残して
おきたいと言う心理は大変良くわかります。
記念モデルとして残し飾っておくので、
あれば古い当時のまま保存しておけば良いだけです。
しかし、一般的にはアンプは使ってなんぼの物。
余裕があればお飾り用と実機用とふたつ持っていれたら
一番良いですが、高価です。
そうもいきませんよね。
であれば、入手難のパーツに固執するよりも、出来る限り
入手出来るパーツを使ってチューニングされたら、良いと
思いませんか?
ボリュームを変えたらマランツ7じゃない、なんて迷信とは
言いませんが、そんな大げさに考える必要も無いと思います。
さてさて、そうは言っても、現在どのくらい古いパーツが
手に入るのか調べてみますと、要所要所のカップリング
コンデンサーやバイパスコンデンサーなどはブラックキャット
時代の物は手に入りそうですね。
それで充分だと思います。
わたしは、7Kやそれ以前のビンテージ7については、出来る
限り入手可能なビンテージパーツで調整しますが、レプリカ
モデルは、最新の素晴らしいコンデンサーを用いて調整して
います。
それが、また良いんですよね〜。
昔のビンテージモデルも好きですし、ホント良い音しますが、
レプリカモデルの完璧チューニングモデルも、超素晴らしいです。
次回は、現在もいろいろと探している人気コンデンサーを使った
マランツ#7SEをご紹介したいと思います。