最近は、マッキントッシュの真空管アンプやマランツの
真空管アンプのメンテナンスやオーバーホールをしている
機会が多いです。
とくに10年や20年を過ぎたビンテージアンプはかなり
劣化しています。
あまり酷いまま音が出るからと使用していると破損範囲も
大きくなり、メンテナンスするときに大変な金額になって
しまうでしょうから、こま目にメンテに出しておくと良い
でしょう。それは、クルマと同じ発想です。
3年に一度くらい、健康診断に出しておくと末永く良い状態
で遊べます。
しかし、古いスプラグなどのコンデンサーは絶縁状態の良い
物が少なくなっていて、こういう類のメンテも、ここ10年
くらいで終わってしまいそうですね。
そうなると1970年代のパーツ類からチョイスしていくことに
なるのでしょうが、この年代はホント個性豊かで信頼性の高い
パーツも豊富なので、どれが良い具合でなるのかテストされて
おくと良いでしょうね。
私の好みのコンデンサーと抵抗は日本、アメリカ、ドイツと
数種類ありますが、まぁ〜それも最近では高価になって来ています。
ただ、絶縁状態も良く、オーディオに技術投資を最大限にして
きた時期の物なので、信頼性は高いです。
古いアンプも、どーぞ。
そろそろOHをされてみては如何ですか?
私のラックスA3500なんか、自己バイアスに変更して、アンプ
自体もピッカピカですよ。新品?とはいかないですが、相当綺麗な
モノに組み上げています。