古典管が少なくなる一方で、心痛い毎日なのですが・・・
巷では、そんな感じでは無いみたいなので驚きました。
とある都内の真空管ショップをたずねたところ、現在は
古典管はまったく売れなくなってしまったそうです。
売れるものはギターアンプなどに使われるEL34や
6L6GC、6550類だと言い切ります。
古典管は見て楽しみにくるだけで、購買には繋がらない
そうです。
ですから、VT25とかVT52という番号になると
まったく一時期の人気が無いそうです。
売れなくて困っていました。
そんな中で奮闘している直熱3極管は2A3らしいです。
いろいろなキットが出ているかららしいです。
30年前に唯一なくなる極管は2A3かな?と思って
いた業者は少なくなかったはずです。
しかし、現在でも作っているのですから(笑)売れ筋
の真空管であることは間違い無い様です。
2A3も種類がたくさんあります。
私は一枚プレートタイプよりも、連結プレートのRCA
の軍用管が好きでした。
軍の元箱入りでピッカピカの2A3が沢山入り、何日も
徹夜で真空管のエミッションテストをした日々を思い
出します。
カナダマルコニー製も良い球でした。
実に1000本以上テストしました。
巷のお店の棚に並んでいる光景を見ると、懐かしく
思います。どこで廻りまわってたどり着いたのか・・・
不思議に思います。
手にとってみるとホント走馬灯の様に過去がよみがえります。
いいませんけどね(笑)
黙って手にとって感じています。
オークションでも私の扱った物が売られていると同じように
思います。
何年経っても覚えている物で忘れることはありません。
一本一本丁寧にテストして接した時間があるのですから・・・。
2A3かぁ〜。
アンプでも30年ぶりに作ってみよっかなっ。(笑)